31日午後10時ごろ、福岡市中央区天神2の渡辺通りの歩道で「意識と呼吸のない男性が倒れている」と消防から110番があった。福岡県警によると、男性は顔から出血しており、病院に運ばれたが、意識不明の重体。「(隣接する建物の)窓から落ちてきた」との目撃情報もあり、県警は事件と事故の両面で捜査している。

 現場付近にはブラインドの一部とみられるものや折れ曲がった棒、ビニール手袋などが落ちていた。現場に隣接する建物の窓も1カ所開いていた。当時、市内では同日午後、時折雨が降っていた。県警によると、男性は成人とみられ、身元の確認を進めている。

 現場は繁華街・天神の中心部で、近くに西鉄福岡(天神)駅などがある。【佐藤緑平】

毎日新聞 2024/1/1 00:06
https://mainichi.jp/articles/20240101/k00/00m/040/001000c