車で男性を引きずったほか、女性をはねた殺人未遂の疑いで、北海道稚内警察署は3日、稚内市の自称自営業の須貝正孝容疑者(77)を逮捕しました。須貝容疑者は男性に対する容疑に関して「間違いない」と認める一方、女性については「分からない」と容疑を否認しています。2人は軽傷で命に別条はないということです。

事件があったのは稚内市緑4丁目のコンビニエンスストアの駐車場です。男性(28)と女性(28)は栃木県足利市の夫婦で、帰省のために稚内市を訪れていました。警察によりますと、3日午後4時20分ごろ、須貝容疑者の乗用車と夫婦の乗用車が隣り合って駐車した際に、どちらかのドアが相手の車にぶつかったことから口論になったとみられます。

須貝容疑者は男性が運転席側のドアにしがみついているにも関わらず、車を発進させたほか、車の前部で女性をはねた殺人未遂の疑いが持たれていて、男性を駐車場から近くの市道まで引きずって転倒させたということです。

須貝容疑者は逃走しましたが、女性が車のナンバーの写真を撮っていたことから逮捕に至りました。警察は当時の詳しい状況を調べています。

1/4(木) 9:45 STVニュース北海道
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