●童話:「おおげさ少年」

あるところになんでもおおげさに語る少年がいました。曰く:
 「都心でも大雪の恐れがある!」
 「今度の台風は大型で命を守る行動をして下さい!」
 「大津波の恐れがある!海岸には近づかないでください!」

しかし実際は、ただの雨だったり一人も死傷者がでないレベルだったり
海水面が数cmしかあがらなかったり、外れてばかりでした。
人々はやがて嘲笑するようになり、誰も耳を傾けるひとは居なくなりました。

--終わり--