※2024/1/23 13:15
朝日新聞

 2022年7月、札幌市中央区の交差点で、横断歩道上にいた女子中学生(当時13)を車でひいて死なせたとして、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われていた男性(72)の判決公判が23日、札幌地裁(井下田英樹裁判長)であった。井下田裁判長は「女性が自死を企図した可能性を否定できず、男性が女性の飛び出しを予見するのは困難だった」などとして、無罪を言い渡した。

 起訴状などによると、同年7月7日未明、男性は乗用車を運転中に、横断歩道上にいた女子中学生をはねて死亡させたとされる。信号は車側が青で、歩行者側が赤だった。公判では、男性に過失が認められるかどうかや、中学生の死と男性の運転行為に因果関係があるかどうかが争点になっていた。

続きは↓
https://www.asahi.com/articles/ASS1R436TS1RIIPE003.html