上川外務大臣は、日本を訪れているジャマイカのジョンソンスミス外相と会談し、海洋の生態系を調べるための調査船を供与するなど、総額12億円の無償資金協力を行う方針を伝えました。

会談は7日夜、外務省の飯倉公館で行われました。

この中で上川大臣は「日本はジャマイカと同じ島国として、気候変動を含む環境問題や防災などの幅広い分野で、ジャマイカの持続的、自立的な社会経済開発を支援しており、近年は海上保安や治安分野での支援などといった協力が拡大している」と述べました。

その上で、ジャマイカの主な産業である水産業について意見を交わし、上川大臣は気候変動の影響で近年、漁獲量が減少しているとして、海洋の生態系を調べるための調査船の供与など総額12億円の無償資金協力を行う方針を伝えました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240207/k10014351571000.html