岩手県が最重要課題としている人口減少についてです。
2023年県内の人口は1万4000人余り減って約116万人となり、その減少幅は過去最大となったことが2月13日の県の会議で報告されました。

13日は達増知事や県の幹部が出席して人口問題対策本部会議が開かれました。

会議では出生数の減少や死亡数の増加により2023年県内の人口は1万4000人余り減っていて、減少幅が過去最大となったことが報告されました。

13日は2024年度結婚に伴う経済的負担の軽減のため29歳以下の新婚世帯に10万円を補助する事業や、出産前後のサポート事業を女性が利用しやすいように交通費を支援するといった新たな取り組みを県の各部局で進める方針を確認しました。

達増知事
「人口減少対策は結局は人の心を動かしていかないと効果が出ないので、人の心を動かすことを念頭に置くとより効果が出ると思う」

県では2024年度各市町村が行う少子化対策を支援する方針も打ち出していて、連携の強化を図りたいとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e1fe240f13143724aa3f28b8e1fa3439e729a8