岩手県奥州市の黒石寺(こくせきじ)の奇祭「蘇民祭(そみんさい)」が17日、開催された。担い手不足や高齢化で今回が最後となり、1000年以上続くとされる歴史に幕を下ろす。

 蘇民祭は五穀豊穣(ほうじょう)などを願い、護符が入った麻袋(蘇民袋)を下帯姿の男衆が奪い合うクライマックスの「蘇民袋争奪戦」で知られ、今年はコロナ禍を経て4年ぶりに行われる。午後6時に最初の行事「夏参り」が始まると、角灯を持った男衆が寺の近くの川に入り、「ジャッソウ、ジョヤサ」の掛け声とともに冷水を頭から浴びて身を清めた。

 東京都中野区の自営業の男性(39)は「伝統ある祭りの最後に参加できてうれしい」と話していた。

全文はソースで 最終更新:2/17(土) 21:19
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