上場企業の2024年12月期の想定為替レートは対ドルで平均140円となった。実勢相場の約150円よりも約10円の円高となる。日米金利差の縮小観測などから、足元の円安は修正され業績の押し上げ効果がなくなると見る企業が多い。

12月期企業で対ドルの想定レートを開示した108社を集計したところ、24年12月期は平均139.9円だった。19日の東京市場(約150円)や23年10〜12月期実績(147.8...(以下有料版で,残り867文字)

日本経済新聞 2024年2月20日 2:00 [
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