3/28(木) 14:55配信
仙台放送

2022年3月16日深夜、宮城県内で最大震度6強を観測した地震では、白石蔵王駅の付近で走行中の東北新幹線が脱線し、6人がけがをしました。

この事故について運輸安全委員会は3月28日、調査報告書を発表し、地震で車体が激しく横揺れし、車輪が浮き上がってレールを乗り越える「ロッキング脱線」が起きたとみられると指摘しました。

運輸安全委員会は、「『逸脱防止ガイド』などが機能して大きな逸脱を防ぎ、被害拡大を防止できた」と評価した上で、再発防止に向けては、「今後十分な検討や研究を行い、有効な対策を実施することが望ましい」としています。

事故の発生を受けてJR東日本は、レールにかかる機器の形状を改良するなど逸脱防止機能の向上に取り組んでいます。

ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc4363cb931baa7e04b9f54ec71c492c78aa0ce