【ロンドン=辻隆史】北大西洋条約機構(NATO)がウクライナの軍事支援のために1000億ドル(15兆円)規模の基金をつくる協議を始めたことが分かった。トランプ前米大統領が大統領選に勝利した場合、米国がウクライナ支援を縮小する可能性がある。加盟国が資金を出し合い、長期の反攻を後押しする案を模索する。

英フィナンシャル・タイムズが2日報じた。3〜4日にブリュッセルの本部で開くNATO外相会議で議論し...(以下有料版で,残り637文字)

日本経済新聞 2024年4月3日 3:59
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR02EK00S4A400C2000000/