※2024年4月2日 19:24
日本経済新聞

大阪市東住吉区で1995年に小学6年の女児が焼死した住宅火災で殺人などの罪に問われ、再審無罪となった母親の青木恵子さん(60)が2日、国に賠償を求めた訴訟の敗訴確定を受けて同市内で記者会見を開いた。「本当に許せない判断」と批判し「これからは冤罪(えんざい)をなくすために命ある限り闘っていきたい」と語った。

青木さんは検察に対し「いいかげんな起訴をしたのに反省も検証もしていない。このままでは冤罪はなくならない」と述べた。

青木さんは95年に逮捕され、長女のめぐみさん(当時11)に対する殺人や現住建造物等放火などの罪で2006年に無期懲役が確定し服役。09年に再審請求し、16年に無罪判決を言い渡された。

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