大学の入学式という晴れの日。

この人のあいさつは、謝罪から始まった。

静岡県・川勝平太知事「私の言動が大きく騒がせることになりまして、みなさま方の中に不愉快な思いあるいは、傷ついた人がいれば本意ではございません。どうぞお許しください」

こう言い終えるとなぜか、うっすら笑みを浮かべた静岡県の川勝知事。
思い起こせば、8日前…。

静岡県・川勝平太知事「毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、あるいは物を作ったりとかということ違って、基本的に皆さま方は、頭脳・知性の高い方たち」

職業差別ともとれる発言が問題となると、その翌日に川勝知事は辞意を表明。

さらに、5日には自らの発言を撤回した。

静岡県・川勝平太知事「“職業差別”と捉えられかねないところは、全部削除して撤回いたします」

発言の理由について、原稿を読まない自分のスタイルにあったと釈明。

静岡県・川勝平太知事「自分の言葉で、ハート・トゥ・ハートで、相手に訴えるというのが、筋だと思っていました」


9日の川勝知事のあいさつを見てみると...。

静岡県・川勝平太知事「(静岡)県立大学は、地域の誇る“知の拠点”でございます」

スタイルを改めたのか、用意した原稿に、目を落としたまま祝辞を述べた。

川勝知事は10日、県議会に退職届を提出する予定。

続きはテレビ静岡 2024年4月9日 火曜 午後5:44
https://www.fnn.jp/articles/-/683091