東京電力は6日、再稼働を目指す柏崎刈羽原発の安全性向上の取り組みなどについて、新潟県長岡市で住民説明会を開き、市民ら約150人が耳を傾けた。会場からは市民の不安をよそに再稼働への準備が着実に進む状況に、燃料装着を思いとどまるよう求める意見などが続出。質疑応答は紛糾し退場を命じられる者も出た。

【中略】
稲垣武之所長は、原発事故を起こさないことと、万一起きた場合に地域住民に迷惑をかけないことを「絶対的な使命」と決意表明。
大型航空機が原子炉建屋へ衝突する事態を想定した訓練で「原子炉建屋は一部崩壊し放射性物質が外に出てくるが、絶対に逃げません。放水砲を使って放射性物質をたたき落とす訓練を日々重ね、地域の皆様にご迷惑をかけない」と力を込めた。

中略は毎日新聞 2024/4/9 16:00
https://mainichi.jp/articles/20240409/k00/00m/040/084000c