4/10(水) 15:45配信
テレ東BIZ

セブン&アイ・ホールディングスは2025年2月期の純利益が前期比30.4%増の2930億円になりそうだと発表しました。達成すれば過去最高益です。百貨店子会社だったそごう・西武の売却に伴う特別損失の影響がなくなり、大幅な増益を見込みます。
売上高にあたる営業収益は2.0%減の11兆2460億円、営業利益は2.0%増の5450億円の見通しで、営業利益は過去最高益の達成を狙います。1株あたりの年間配当予想は40円としました。
合わせて発表した24年2月期の営業収益は前の期に比べて2.9%減の11兆4717億円、純利益は20.1%減の2246億円でした。国内のコンビニストア事業は好調でしたが、そごう・西武の売却に伴う特別損失が響きました。
また、総合スーパーのイトーヨーカ堂などのスーパー事業の株式の新規株式公開(IPO)の検討を始めたと明らかにしました。独立社外取締役の身で構成された「戦略委員会」からの提言を受け、きょう開催した取締役会で今後の具体的なアクションプランとして公表しました。イトーヨーカ堂のほか、グループ内で食品スーパー事業を手掛けるヨークベニマルなどのスーパー事業について「現実的に最速のタイミングでのIPO実現にむけた検討を開始する」とし、上場後もセブン&アイHDが株式の一部を保有するとしています。

ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/d0a05d29b438b2df1201741ebe81bf1d0b14eae2