辞職の理由は「リニア」と強調 静岡県の川勝知事が会見、差別的発言は「理由にならない」:東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/320485

2024年4月11日 06時00分

 静岡県の川勝平太知事は10日、県議会の中沢公彦議長に辞職願を提出した。4期目の任期を1年2カ月残し、自動失職する見通し。同日の記者会見で、当初6月としていた辞職時期を前倒しした理由を「県政の空白を短くするため」と説明。JR東海がリニア中央新幹線の2027年開業を断念したことが辞任理由と改めて強調した。県選管によると、知事選は5月9日告示、同26日投開票の公算が大きい。リニアへの対応も焦点となりそうだ。(塚田真裕)

(略)

 川勝知事は午後の会見でもリニア問題への取り組みを振り返り、「孤軍奮闘」と表現。西郷隆盛の死を悼んだ漢詩に触れた上で「さあ、どこに骨を埋めるか。そういう心境」と語った。


◆知事選費用など15億4800万円の補正予算を専決処分

 県議会の中沢公彦議長は10日、川勝平太知事が辞職願を提出したことを県選管に通知した。県は知事選を5月9日告示、26日投開票の日程で調整しており、県選管が11日にも決定する。

 公職選挙法の規定により、知事選は県選管が議長の通知を受けた翌日から50日以内に行われる。
 県はこの日、知事選などの執行経費として15億4800万円の一般会計補正予算を専決処分した。

※全文はソースで。