2024/04/14 19:31

 2025年大阪・関西万博の開催まで1年となった13日、万博公式キャラクター「ミャクミャク」がデザインされた北陸新幹線のラッピング車両が福井県の敦賀駅でお披露目された。万博閉幕まで走行する。

 JR西日本が万博への機運を盛り上げようと企画。「W7系」1編成(12両)のドア付近に、ミャクミャクのイラストや万博のロゴマークがあしらわれた。

 この日、ラッピング車両は敦賀発東京行きの「かがやき508号」として使用。車両が午前9時過ぎに敦賀駅のホームに入ると、家族連れらがスマートフォンなどで記念撮影していた。出発式で、上島豊敏駅長が出発合図を行うと、車両は東京へ向けて走り出した。

 上島駅長は「金沢―敦賀間開業からまもなく1か月。敦賀から出発することで、関西だけでなく全国で万博を注目してもらえるのでは」と期待を寄せた。

 ラッピング車両は北陸新幹線のほか、東海道、山陽、九州新幹線でも登場した。

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 記念車両の走行に合わせ、敦賀と福井駅の改札付近では、13日から大阪・関西万博を紹介するパネル展が始まった。ミャクミャクやラッピング車両が印刷されたシールを改札で配布する。各駅500枚ほど用意しており、なくなり次第、終了するという。

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