「お詫び行脚を連日しています」

 ブログにそう書いたのは安倍派幹部の下村博文・元文科相だ。裏金問題で「党員資格停止1年」の処分を受け、処分期間中に総選挙が行なわれれば自民党の公認を得られず、比例代表への重複立候補もできない。

処分後も「自民党」のノボリ
 ところが、下村氏が処分後の4月7日のブログにアップした写真には、地元の駅前で街頭演説する本人の側に「自民党 下村博文」のポスター看板が置かれ、高さ2mほどの「自民党」の緑色のノボリまではためいている。これでもかと自民党を強調しているのだ。

 その下村氏は地元の自民党区議たちとの会合で、こんな挨拶をしたという。区議の1人が戸惑い気味に打ち明けた。

「党員資格停止中の下村さんはもう選挙区の自民党支部長ではないはずなのに、区議らを集めた会合では、『今度の選挙は無所属になるが、自民党から刺客候補は出ないので、私が事実上の支部長として行ないますので、よろしく』という趣旨の説明でした。“1年後には元に戻るのだから事実上、今までと変わらない”とばかりに支部長として振る舞っているわけです。これでは本当の処分とは言えないでしょう」

全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/6be1b293a36811817881c8c4cbbbf73821ac5143