米、大麻の規制緩和へ=「解熱剤並み」に分類変更―報道 - ライブドアニュース:時事通信
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/26327410/

2024年5月1日 11時26分 写真:時事通信社
by ライブドアニュース編集部

【ワシントン時事】米NBCテレビは30日、麻薬取締局(DEA)が大麻を危険性の低い薬物に分類変更する方針だと報じた。

 米国では既に多くの州で大麻が合法化されているが、連邦政府も規制緩和に乗り出すことになり、NBCは「歴史的な一歩」だと伝えている。

 DEAは薬物などを乱用の危険性に応じ、五つのカテゴリーに分類。現在、大麻はヘロインや合成麻薬「LSD」などと同じ、乱用の可能性が最も高い「1類」に指定されている。

 報道によると、DEAはこれを一部の解熱鎮痛剤やステロイドなどと同じ「3類」に変更する見通しだ。発表後には異議申し立てを受け付ける期間を設けるが、最終的に分類変更が実現すれば、大麻の「医療効果」に関する本格的な研究が可能になるという。