東京都営地下鉄の3駅で出所不明金が見つかったことをめぐり、窓口業務を受託する一般財団法人「都営交通協力会」は、外部調査委員会による報告書を公表した。未処理の精算金や遺失物などが出所だったという。

 4月30日に公表された報告書によると、不明金は昨年8月、浅草線東銀座駅(中央区)で2万1041円見つかった。同会の聞き取り調査では解明に至らず、弁護士らによる調査委を設置した。

 調査委は、協力会に在籍する駅業務経験者ら750人を対象にしたアンケートや、個別の聞き取りなどを行った。その結果、未処理の乗り越し運賃などがあったと判明。遺失物の現金1円も含まれていた。

 これらの不明金は、売り上げ…(以下有料版で,残り327文字)

朝日新聞 2024年5月1日 18時45分
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