>>92
横レス
昔々、メルクという会社がヴァイオックス(関節炎の薬)でやらかしおってのう、副作用を隠蔽していたんじゃ。
また、『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に掲載されたメルクに有利な論文はゴーストライターの代筆だった。
エリック・トポールという医師は裁判で副作用について証言した。
すると、2日後、トポール医師は附属医科大学の主任教授を解雇されたが、これを製薬会社の影響と考えるのは陰謀論じゃぞ。
メルクに対する集団訴訟で、訴訟団がメルク社内に「中立化さるべき反メルクの医師のリスト」があったことを証言したが、もちろん陰謀論じゃ。
それで結局、メルクはヴァイオックスを自主回収した(2004年)。
その後、2万7000件の訴訟で48.5億ドルの和解金を支払ったのじゃ。

巨額の和解金を支払ったことで、メルクの企業生命はもはやこれまでと思われたんじゃ。
しかし、メルクは復活した。
メルクを立ち直らせたのは、子宮頸がんワクチンの製造と販売じゃ。
過去に失敗をしたメルクは今度こそ製薬会社としての社会的使命を果たしたのじゃ。

なお、メルクは新型コロナの治療薬「モルヌピラビル」を製造販売しておる。
メルクはイベルメクチンを製造していたが、特許が切れておる。
もちろん、メルクはイベルメクチンの特許が切れているからモルヌピラビルを販売しているのではないぞ。