明治天皇陵(京都市伏見区)に設置されたちょうず鉢と石柵が、黒いスプレーで落書きされていたことが8日、管理を担う宮内庁の桃山陵墓監区事務所への取材で分かった。文字のようなものが複数書かれており、事務所は京都府警伏見署に被害届を提出した。

事務所によると、ちょうず鉢と石柵は230段ある大階段を上ったところにあり、夜間も含めて自由に出入りできる。

参拝者が4日朝、落書きがあると事務所に連絡。ちょうず鉢は2つの側面に複数書かれており、スプレーのインクが垂れていた。石柵は縦書きで書かれていた。

担当者は「心ない行動に憤りを感じる。二度と起きてほしくない」と話している。

産経ニュース
2024/5/8 11:3
https://www.sankei.com/article/20240508-CEDYFZPX7BKGHEKUY242TSXPUE/