「胃がん」と誤診され胃を全摘、手術後に逆流性食道炎の後遺障害…医師に1250万円賠償命令

 熊本市の女性が胃がんと誤診されて手術で胃を全摘した結果、後遺障害が出たとして、検査した医師らに約3460万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、熊本地裁であった。品川英基裁判長は診断した医師の誤診を認め、約1250万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は胃がんと診断され、2015年10月に同市の病院で胃の全摘手術を受けた。その後、胃がんではなかったと判明。女性は術後、逆流性食道炎などの後遺障害が生じた。医師は病理診断が誤っていたことは立証されていないと反論したが、判決は「確定的に胃がんと診断できる証拠はなかった」と注意義務違反を認め、約1250万円の賠償を命じた。

 女性は、同市医師会や病理検査を依頼した病院を運営する医療法人なども注意義務違反があったと主張したが、退けられた。被告医師の代理人は「納得できず、控訴する方針」と話した。

読売新聞オンライン 2024/05/12 12:47
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240512-OYT1T50043/

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