ストロング系酎ハイ、たった1本で1日の「適度な飲酒量」超えることも 女性は要注意
www.okinawatimes.co.jp
2023年11月21日

 飲酒量や体重が同じでも、女性はアルコール分解速度が遅く、肝臓も小さいため、男性に比べアルコールの害を受けやすい。

 特にストロング系酎ハイ(アルコール度数9%)は飲みやすく比較的安価な一方、350ミリリットル1缶だけで日本人女性の1日の「適度な飲酒量」をはるかに超える量の純アルコールが含まれている。注意が必要だ。

 適量を超えた飲酒の習慣はがんや高血圧、脳出血などの生活習慣病リスクを高めることにつながる。女性は特有のリスクもあり、厚生労働省によると、乳がんのリスクを高めることは数多くの報告から確実視されているという。

 また妊娠中の飲酒は、胎児に知的障がいや神経発達障がいなどを引き起こす可能性があるため、控えなければいけない。