参政党の神谷宗幣代表(加賀市在住)が近く東京に転居することが4日、分かった。神谷氏は北國新聞社の取材に対し、7月の参院選で党が躍進したことを挙げて「党務に専念するため」などと説明した。住民票も東京に移す。家族は引き続き加賀市に住むという。
福井県高浜町出身の神谷氏は2020年、フリースクールを開設するため、家族で大阪市から加賀市に移り住んだ。関係者によると、全国の若手政治家らでつくる超党派の政治団体「龍馬プロジェクト全国会」の会長を務めていた神谷氏が、石川の龍馬メンバーの仲介で宮元陸加賀市長と対面し、意気投合したことが移住理由の一つという。

 このフリースクールを巡っては、法人定款に神谷氏の名前が記されているとして、加賀市議会で龍馬プロジェクト全国会との関わりをただす動きがあった。神谷氏は取材に、フリースクールなどを運営する民間組織「加賀プロジェクト」からは既に離脱していると説明した。

 神谷氏によると、参院選後、同氏の周辺では週刊誌などによる取材が過熱しているといい、「宮元市長や市議会に迷惑を掛けたくなかった」とも話した。

 宮元市長は北國新聞社の取材に対し「参政党代表という公人の立場が優先されることは当然であり、東京に拠点を移すのは仕方がないことだ」と述べた。

北國新聞 2025/8/4 23:00
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