「中居と木村の亀裂は修復不能、口を利かなきゃ目も合わせやしない」

「それよりも藤島ジュリー景子副社長ですよ。メリーさんほどの剛腕は望むべくもなく、マネジメント力も飯島女史にかなわないね」

そんな声、情報が芸能界を飛び交っている。SMAPの独立問題はとりあえず一段落したが、ジャニーズの内部はドタバタが続いている。ジャニーズに詳しい女性誌記者が解説する。

「SMAPのメンバー5人は、今週、『SMAP×SMAP』の収録を行い、そのあと麻布十番の中華店で事務所関係者たちとの食事会を開いたことが明らかになっています。

独立を主導した飯島三智マネジャーは今月で事務所を辞めるし、18日の謝罪中継からの心機一転、再スタートを内外ともに示したいけれども、騒動でメンバーはバラバラ。
9月の契約更改あたりにもう一波乱あるとみられていますし、オーナーとしてジャニーズを仕切るメリー喜多川副社長の悲願である娘ジュリー氏への後継、次期社長という流れがスンナリいくかどうか」

メンバー同士の亀裂は、公に「何があっても前を見て進みたい」と木村拓哉(43)が宣言した謝罪中継の日に、くしくも露呈したという。

「実はフジが中継したメンバーの謝罪は、ネクタイの色から立ち位置、話す順番まですべてをジュリー副社長が考え、主導したんです。

グループのマネジメントを飯島さんからすべて引きあげ、独自色を出すとともに、メンバーにはそれを受け入れるかどうか踏み絵を迫った格好でしたが、
中居正広がこれに反発。『ジャニーさんに謝る機会を木村君がつくってくれて、今僕らはここに立てています』というセリフを拒否したんです。

急きょ草g剛が代わりに読み上げることでその場を収めたものの、中居と木村の不和が結果的に深まった。
木村を中央に置いた並び順といい、リーダーの肩書を中居から取り上げ、木村に据えたような人事に中居や独立派の3人が不快感をもったという説もある。
ジュリー氏率いる新SMAPは船出から暗礁に乗り上げているのかも知れない」(前出の記者)

 そこで浮上するのが契約月の9月あたりに持ち上がりそうな独立騒動第2弾、グループの空中分解・メンバーの退社である。
木村以外の4人は飼い殺しにされるよりはマシと別の道を考えている。まず中居はバラエティーの“まわし”、MCでは十分にやっていける。
ジャニーズを辞めた後、いずれ大手プロに移籍。ジャニーズを辞めても安泰だった郷ひろみを参考にしているという話もある。いずれにしてもSMAPは末路が見えている。

「今回の騒動の根幹にあるのは、事務所内に“別会社”をつくっていた飯島氏とメリー氏率いる本家との派閥争い。
89歳になるメリー氏が飯島氏を“粛清”し、あとは後継を愛娘ジュリーに一本化する段階ですが、その手腕を疑う向きもある。

実際、『嵐』をプロデュースし、自信をつけているジュリーの手法は飯島氏とウリ二つ。少なくとも今のままでは立ち行かなくなるでしょう」(芸能関係者)

2代目への引き継ぎに失敗し、消えて行ったあまたの同族企業と同じ道をたどらなければいいが。

日刊ゲンダイ 1月23日(土)15時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160123-00000025-nkgendai-ent