胎内市の肥料生産業者「ニイガタオーレス」が下水汚泥を使用した肥料を有機質入り肥料として販売していた問題で、
全国農業協同組合連合会県本部(JA全農県本部)などは16日、同本部が製造、販売した肥料の原料に問題の肥料が使われていたと発表した。

 県とJA全農県本部によると、問題の肥料を原料としていたのは「おぐに有機α」。
問題の4商品の一つ「混合有機ワールドエース432」を2013年から約4割配合していた。
主に水田の土作りに使われ、16年度は122トンがJA柏崎(柏崎市)の管内に出荷された。

 JA全農県本部はJA柏崎を通じ自主回収を進めるとともに、農家に使用を控えるよう呼び掛けている。
同本部は「ニイガタオーレスを信用していたので大変残念だ」と話した。

http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/national/20170416318813.html