アフガニスタン北部で21日、兵士を装った武装集団が軍の基地を襲撃し、兵士ら少なくとも、140人が死亡した。反政府勢力「タリバン」が犯行声明を出している。

 襲撃されたのは、アフガニスタン北部マザリシャリフ郊外にある軍の基地で、治安当局などによると、銃などで武装した集団が敷地内に侵入し、ロケット弾を撃つなどした。

 その後、軍との間で数時間にわたって銃撃戦となり、兵士ら少なくとも140人が死亡したという。

 武装集団は、軍の制服を着て兵士を装い、軍用車両で検問所を通過したという。

 この襲撃について、反政府勢力「タリバン」が犯行を認める声明を出している。

 アフガンでは、「タリバン」のほか、過激派組織「イスラム国」もテロを繰り返しているが、軍などの能力不足が指摘されていて、治安改善の糸口が見えない状況が続いている。

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