東洋大学(東京都文京区)がキャンパスの清掃業務を約20年間にわたり、財務担当の元常務理事(昨年8月死去)が社長を務める会社に孫請けさせていたことが関係者への取材で分かった。

東洋大の調査委員会は「利益相反の恐れがある」と結論付け、文部科学省は再発防止策を示すよう求めた。
この業務の委託料は年間約3億円だが孫請けへの委託金額は明らかになっておらず、学内では第三者による再調査を求める声が上がっている。【伊澤拓也】

配信 2017年4月24日 06時30分(最終更新 4月24日 09時32分)

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