世界各国から認知症の人や家族、研究者らが集う「第32回国際アルツハイマー病協会国際会議」が26日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まった。

国内での開催は13年ぶり。認知症の当事者が発表や運営に参加する。

同会議は「国際アルツハイマー病協会」(本部・ロンドン)が毎年各地で開いている。日本では2004年の同市開催以来2回目で、「ともに新しい時代へ」をメインテーマに29日まで開く。
「認知症にやさしい地域社会」などをテーマにした6の全体会と25の分科会などがあり、70以上の国と地域から約2500人が参加する予定。

27日の開会式に先立ち、この日午後6時から歓迎式典を開催。
共催する「認知症の人と家族の会」(京都市)の高見国生くにお代表理事は「世界でも日本でも認知症には大きな関心が寄せられている

認知症への理解を深め、この問題への取り組みが世界で進むようにしていきたい」とあいさつした。

配信 2017年04月26日 20時58分

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