【ニューヨーク國枝すみれ】北朝鮮の国連代表部は26日に声明を発表し、朝鮮半島近海への米原子力空母「カール・ビンソン」の派遣や米韓砲撃訓練に対し、「陸海空軍などの軍事行動を伴う対抗措置を即時取る」と反発。
対抗措置には「突然の先制攻撃を含む」と警告した。

朝鮮労働党機関紙「労働新聞」の25日の社説でも「(米国と韓国の挑発には)懲罰的な先制攻撃を加える」と先制攻撃の可能性に触れているが、国連代表部声明で言及するのは初めて。

国連安全保障理事会は28日、北朝鮮問題を議題にした閣僚級会合を予定しており、声明は会合を前に、北朝鮮に対する国際的な圧力を強化されないよう、けん制したものとみられる。

配信 2017年4月27日 11時10分(最終更新 4月27日 12時02分) 

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