0001ばーど ★
2017/05/10(水) 14:24:26.64ID:CAP_USER9登記の抹消と約4700万円の損害賠償を求める訴えを9日までに、仙台地裁に起こした。
訴えによると、偽造印鑑の使用が疑われるのは歩坂町内の土地13カ所、計5407平方メートル。
登記簿上、1980年6月〜88年11月に道路や山林の名目で所有権の移転登記が行われ、いずれも業者が旧泉市に寄付した形になっていた。
偽造印鑑とみられる代表印は、寄付の際に必要な土地の位置関係を示す地積測量図に押印されていた。
本物の代表印は、漢数字「三」の文字の真ん中が中央で離れている=写真上=が、測量図に押印された代表印はつながっていた=写真下=。
代表印に重ねて押されていた会社のゴム印も、電話番号が違っていた。
偽造印鑑が使われた可能性について、業者側は「旧泉市が道路の寄付の手続きを先延ばしにして維持管理費を浮かせる一方、
仙台市との合併を控え、議会の議決が必要な市道認定の扱いで不都合が生じたのではないか」と推測する。
業者は、65年に歩坂町内の土地を購入して造成。宅地部分を売却し、道路部分を旧泉市に寄付する予定で交渉中だったという。
業者が93年、登記が勝手に変更されたことに気付き、合併後の仙台市に確認を求めたところ、偽造印鑑問題が発覚した。
業者側は「会社設立から代表印を変更した記録はなく、印鑑登録証明書もある。登記の変更に使われた印鑑は偽造されたとしか考えられない」と主張する。
市泉区道路課の担当者は「事実関係は裁判の中で明らかにしていく」と話した。
・印鑑登録証明書の代表印。「三」の文字の真ん中が離れている
http://www.kahoku.co.jp/img/news/201705/20170510_190008jc.jpg
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偽造されたとみられる代表印。「三」の文字の真ん中がつながっている
http://www.kahoku.co.jp/img/news/201705/20170510_190009jc.jpg
配信 2017年05月10日水曜日
河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170510_13037.html