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【5月21日 時事通信社】トランプ米大統領は20日、就任後初の訪問国となるサウジアラビアの首都リヤドに到着した。トランプ氏は今回の中東・欧州歴訪を通じ、対テロ戦や中東和平など国際的課題への対応で米国の指導力を示し、自身に向けられた内外の懸念を払拭(ふっしょく)したい考えだ。

 紺のスーツ姿のトランプ氏は到着後、空港でサルマン国王らの出迎えを受けた。メラニア夫人と長女のイバンカ補佐官、娘婿のクシュナー大統領上級顧問も同行している。

 トランプ氏は王宮での歓迎式典と昼食会に続き、国王や皇太子らと個別に会談した。サウジ側と同国への大規模な軍用品売却などで合意。トランプ氏は「素晴らしい日だ。数千億ドルもの投資が米国に来て仕事を生む」と述べた。

 サウジ側は、オバマ前米政権下でぎくしゃくした両国関係の立て直しを期待している。サルマン国王はトランプ氏の到着後、ツイッターへの投稿で「あなたの訪問は、われわれの戦略的協力を強化し、世界の安全保障と安定につながるだろう」と歓迎の意を表明。トランプ氏も「リヤドに来ることができて素晴らしい」と投稿した。(c)時事通信社

2017/05/21 01:24(イスラエル)