ソース元、日刊スポーツ、[2017年5月22日18時37分]
http://www.nikkansports.com/general/news/1827862.html

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、環境に配慮して選手村の食堂に再使用可能な食器を導入し、大会後に全国で活用してもらう構想を作業部会で協議した。組織委は実現すれば「史上初」としている。学校の給食や企業の食堂で使う案や、プロ野球やサッカーJリーグといったスポーツイベントで利用するアイデアが出た。選手がお土産として持ち帰る案も示された。

これまで五輪では使い捨ての紙皿の使用が一般的だった。選手村では大会期間中に約200万食を提供する予定。これらに再使用可能な食器を使えば、ごみの大幅な削減につながるほか、大会後にも活用でき「循環型社会」の一つのモデルとなるとの期待がある。一方で、衛生管理を徹底する必要があることや、保管スペースの確保などが課題となる。