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皇后さま 蚕に桑の葉与える「御給桑」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170522/K10010990631_1705221224_1705221225_01_02.jpg
NHK 5月22日 12時21分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170522/k10010990631000.html

皇后さまは皇居で、育てている蚕に餌となる桑の葉を与える「御給桑（ごきゅうそう）」と呼ばれる行事に臨まれました。
皇室では明治時代から毎年、歴代の皇后が蚕を育てています。皇后さまは２２日午前、皇居の紅葉山にある蚕の飼育施設「御養蚕所」で、国産の「小石丸」など２つの品種の蚕に桑の葉を与えられました。

皇后さまは担当の職員とともに、桑の葉を丁寧に蚕の上にかぶせ、蚕が葉を食べる音に耳を傾けながら「さわさわ食べていますね。よかった」などと話されていました。

宮内庁によりますと、蚕は体長がおよそ１０センチと順調に育っていて、２４日ごろから繭を作り始めるということで、とれた生糸は外国の賓客への贈り物などに使われます。
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