05月23日 10時25分

5月3日、青森県弘前市で、鍵をこじあける「ピッキング」に使う特殊な工具を正当な理由なく持っていたとして逮捕された自衛官が、弘前市周辺の住宅に忍び込んでいた疑いが強まり、警察が、23日にも再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

陸上自衛隊八戸駐屯地に所属する自衛官、佐藤康平容疑者(28)は5月3日、弘前市の路上で、ピッキングに使う特殊な工具を正当な理由なく持っていたとして、こうした道具を持っているだけで取り締まりの対象になる、いわゆるピッキング対策法に違反した疑いで警察に逮捕されました。

捜査関係者によりますと、弘前市と、その周辺では、空き巣の被害などが、10数件、確認されていて、警察が、関連を調べていました。

その結果、佐藤容疑者が、弘前市周辺の住宅に忍び込んでいた、住居侵入の疑いが強まったとして、警察は、23日にも再逮捕する方針を固めたということです。

警察は、引き続き、話を聞くなどして詳しい経緯を調べるとともに、余罪について捜査を進める方針です。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083594131.html