米軍横田基地(東京都福生市など)で24日、大型無人偵察機「グローバルホーク」が報道陣に公開された。

首都圏への配備は初めて。

グローバルホークは遠隔操縦で高度約1万5000メートル以上を飛行し、情報収集などを行う。グアムを拠点に運用される機体が2014年から日本に一時配備されている。

公開されたのは横田基地に配備される5機のうち画像や電子情報の収集を主任務とする「ブロック30型」。大きく膨らんだ丸い機首や、約40メートルの巨大な主翼などが特徴だ。離着陸時は横田基地から操縦し、一定の高度に達すると、米本土からの遠隔操縦に切り替わる。

グローバルホーク運用責任者のジェレミー・A・フィールズ中佐は「同盟国と協力し、情報収集、監視、偵察の任務を遂行していく」と話した。

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