0001ばーど ★
2017/05/26(金) 18:52:14.60ID:CAP_USER9塾生の福沢諭吉に「おっかさん」と慕われ、病弱な洪庵を献身的に支えた「良妻賢母」の八重が、息子の借金問題に怒りをあらわにするなど、人間味あふれる姿が浮かび上がる。
書状は2014年、現存する適塾の建物(大阪大が管理)で蔵を整理した際、屏風びょうぶの裏張りに使われた状態で見つかった。同センターがはがして調査しており、内容の検討を今後、進める。
書かれた年がはっきりしないが、幕末から明治初めとみられる。
四女の八千代に宛てた書状では、三男の惟孝これたかが「50円」の借金をつくり、困っていることを記す。
何のためにいつ借りたのかも分からないようで、〈実ニ大馬鹿者おおばかものニハ困り申候もうしそうろう。とふそ(どうぞ)早く死んテ(で)くれたらト朝夕ニ祈候いのりそうろう〉と猛烈に怒っている。
「緒方八重肖像」
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「緒方洪庵肖像」(
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170526/20170526-OYT1I50036-N.jpg
三男の借金を嘆く八重の書状。くせの強い崩し字がぎっしりと並ぶ(大阪大学適塾記念センター所蔵)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170526/20170526-OYT1I50034-L.jpg
配信 2017年05月26日 17時36分
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170526-OYT1T50116.html