5月30日 7時58分 NHKWeb

川崎市のマンションで大麻を栽培していたとして、35歳の塗装工が逮捕・起訴され、自宅からは幻覚作用が強いとされる大麻草の花の部分が押収されました。関東信越厚生局麻薬取締部の調べに対し、「効き目が強いものを求めて栽培していた」と供述しているということです。

関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室によりますと、川崎市中原区の塗装工、中山雄太被告(35)は、ことし1月から今月にかけて、自宅マンションで大麻草を栽培するなどしていたとして逮捕され、今月、大麻取締法違反の罪で起訴されました。

麻薬取締部は今月8日に自宅を捜索し、乾燥大麻や複数の大麻草の鉢植え、それに、水に挿した大麻に光を当てて栽培するための道具を押収したということです。また、押収した大麻の中には、幻覚作用が強いとされる「バッズ」や「花穂」と呼ばれる大麻草の花の部分もあったということです。

調べに対し「効き目が強いものを求めて花の部分を栽培していた」と供述しているということです。麻薬取締部は、若者を中心に幻覚作用が強いとされる大麻草の花の部分の栽培や密売が広がっていると見て、警戒を強めています。

記事元に動画あります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170530/k10010999561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010