大阪市は31日、障害のある子供の保護者に支給する「特別児童扶養手当」について、2人分約150万円の支給漏れがあったと発表した。
申請を受け付けた担当者が2年間、書類を隠していた。市は申請時にさかのぼり、全額を支払う予定。

保護者の男性が5月、区役所に問い合わせて発覚した。男性は平成27年4月に手当を申請したが、1人で受け付け業務を担当していた男性職員が書類を引き出しに隠していた。
「手続きしなければいけないと思っていたが、他の業務が忙しく放置してしまった」と話しているという。

市は保護者に謝罪し、職員の処分を検討している。

配信 2017.5.31 21:47
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170531/wst1705310097-n1.html