早島町職員が金を預かり処分
(おかやま県)

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023860781.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

消費者問題を担当している早島町の54歳の女性の課長補佐が、金をだまし取られたと相談を受けた90代の女性に
「投資で埋め合わせができる」と声をかけ、500万円を預かっていたことがわかりました。
500万円は本人に全額返金されましたが、町は「公務員の信用を傷つけた」として、
課長補佐を停職6か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、早島町のまちづくり企画課に勤務し消費者問題も担当している54歳の女性の課長補佐です。
町によりますと、課長補佐は去年5月に
「ふとんの購入を持ちかけられ300万円をだまし取られた」
と相談してきた町内の90代の女性に
「損失を投資で埋め合わせることができる」と声をかけ、4月になってこの女性から
500万円を現金で預かったということです。

課長補佐は女性に対し「自分が知っている投資家なら月に1%の利子で運用できる」と伝えましたが、
不安になった女性が1週間後に町役場の別の職員に相談して事態が発覚し、
500万円は女性に全額返金されました。

課長補佐は「なんとかして被害額を取り返してあげたかった」と話しているということです。

町は「条件のよい投資に対し慎重な対応を呼びかけるべき担当職員が
投資話をかたって金を預かる行為は公務員の信用を傷つけるものだ」
として、課長補佐を31日付けで停職6か月の懲戒処分にするとともに、主査へ降格させました。

早島町の中川真寿男町長は
「2度とこのようなことがないよう、職員としての倫理を徹底します」
とコメントしています。

05/31 19:49