パナソニックは2日、人工知能(AI)技術の活用を進めるなどして、自動車の運転支援システムの開発を強化する方針を明らかにした。車載事業を手がける社内分社「オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社」の伊藤好生社長が2日、産経新聞などの取材に応じ、「運転者の居眠りの検知や、居眠りを防止する技術などの開発も進めていきたい」と語った。

 パナソニックは同システムや、電気自動車(EV)向け電池など車載事業の売上高を、平成33年度(34年3月期)に2兆5千億円に引き上げる目標を明らかにしている。

 車載電池事業では、29年度中に洲本工場(兵庫県洲本市)で2本目の組立ラインを増設する。また米EVメーカーのテスラと共同で運営する米ネバダ州の工場の増強も行うという。


パナソニック、運転支援システムの新技術開発強化へ - 産経WEST
2017.6.2 20:44
http://www.sankei.com/west/news/170602/wst1706020089-n1.html