福岡市のJR博多駅前の道路大規模陥没で、原因となった市営地下鉄七隈線の延伸工事を請け負う共同企業体(JV)が、現場周辺の企業や店舗への補償費用を全額負担することで市と合意したことが分かった。市は延伸工事を8日未明に再開する。福岡市が6日明らかにした。

昨年11月の陥没事故に伴い現場近くの飲食店や企業では、営業できなくなるといった被害を受けた。市交通局は、市側に過失はなくJVに賠償責任があるとの見解を示していた。

市によると、補償請求は2日時点で345件あり、275件(総額3億7290万円)で市と大成建設を代表とするJV、被害者側で合意済み。

ソース/京都新聞社
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170606000098