先月、神戸港で荷揚げされたコンテナから強い毒を持つ外来種のアリ「ヒアリ」が見つかりましたが、新たに約100匹が見つかりました。

今回、見つかったヒアリは体長が2.5ミリから6ミリ程度です。刺されると激しい痛みや発熱などを引き起こし、体質によってはアレルギー性のショックで死亡する恐れもあります。
先月、中国から神戸港に到着したコンテナの中で大量のヒアリが見つかったことを受けて、今月、環境省や神戸市が周辺を調査しました。
その結果、コンテナ置き場のアスファルトの亀裂からヒアリ約100匹が見つかり、市がすべて駆除したということです。
ヒアリは女王アリが卵を産んで繁殖しますが、神戸市によりますと、今回、見つかったなかに女王アリはいなかったということです。
神戸市は18日、「ヒアリ」対策本部を設置し、市民に対処方法や情報提供を呼び掛ける方針です。

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