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【6月29日 AFP】フランス空軍の将官が週末を過ごすための私邸への往復移動に、訓練用のジェット機をしばしば使用していたことが分かった。仏週刊紙カナール・アンシェネ(Le Canard Enchaine)が28日、報じた。

 カナール紙によると、仏空軍のリチャール・レブール(Richard Reboul)副司令官は昨年1年間に約10回、配属先で訓練学校があるボルドー(Bordeaux)の基地から、同様の訓練基地がある約600キロ離れた南東部サロンドプロバンス(Salon-de-Provence)で週末を過ごすために、高等練習機アルファジェット(Alphajet)を使用したという。

 サロンドプロバンスまでは1時間の飛行で、その際の燃料は800リットルだという。また元戦闘機パイロットの同副司令官は、サロンドプロバンスまでの移動に小型軍用車両を使用したこともあったという。

 仏国防省はこの報道に関する調査を命じ、空軍もこの件について調査を開始した。(c)AFP

2017/06/29 09:58(パリ/フランス)

フランス・コルシカ島のボンティーズリにある空軍基地への着陸体勢に入る仏軍のアルファジェット機(2011年3月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/STEPHAN AGOSTINI
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