【ニューヨーク共同】米ニューヨークの国連本部で開催中の「核兵器禁止条約」制定交渉の会合で、ホワイト議長は3日午後(日本時間4日午前)、条約の最終草案を公表した。
前文は「核兵器使用の被害者(ヒバクシャ)の受け入れ難い苦しみと被害に留意する」と明記し、核兵器の使用や保有のほか、核抑止力を意味する「使用するとの威嚇」も禁止事項に含んだ。

交渉には条約制定を基本的に支持している国が参加しているため、会期末の7日に採択される公算が大きい。今後の協議次第ではさらに修正が加えられる可能性もある。

配信 2017/7/4 08:37
共同通信
https://this.kiji.is/254753014312091649?c=39546741839462401