台風今夜遅く〜あす未明関東接近|NHK 首都圏のニュース
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170704/4840542.html
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07月04日 12時29分

台風3号は4日夜遅くから5日未明にかけて関東地方に最も接近する見込みで、南部の沿岸や伊豆諸島を中心に風が強まり、雷を伴って局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、強風、高波などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、台風3号は、午前8時ごろ、長崎市付近に上陸し、その後正午すぎ、愛媛県宇和島市付近に再び上陸しました。
台風は、1時間に55キロの速度で東北東へ進んでいて、中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南東側190キロと北西側150キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は、このあとも東に進み、4日夜遅くから5日未明にかけて関東地方に最も近づく見込みです。
台風の接近に伴って大気の状態が不安定になり、伊豆諸島では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、関東南部でも局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります。
5日昼までに降る雨の量は、いずれも多いところで伊豆諸島で150ミリ、関東で80ミリなどと予想されています。
また、海上を中心に風が非常に強まり、5日にかけての最大風速は伊豆諸島と関東の海上で23メートル、関東の陸上で17メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達し、海上はしける見込みです。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水、強風、高波に十分注意するとともに、天気が急変するなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物に移動するなど、安全を確保するよう呼びかけています。