米メディアは4日、北朝鮮が日本時間4日に発射したミサイルについて、米政府関係者が大陸間弾道ミサイル(ICBM)だったと分析していると報じた。
CNNテレビによると、トランプ米政権は外交、安全保障の担当者が会合を開き、対応を検討しているといい、原子力空母や戦略爆撃機などの派遣で北朝鮮に対し、軍事的な圧力を強める可能性がある。

今回のミサイルは約40分間、約900キロ・メートル飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)の日本海に落下した。
通常よりも高い高度に打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射されたとみられ、通常軌道で発射した場合は飛距離はかなり増すとみられる。

FOXニュースは「ミサイルの飛距離は少なくとも6000キロ・メートル以上に及び、アラスカを射程に入れた可能性がある」との専門家の見方を伝えた。
米太平洋軍は当初、今回のミサイルを中距離弾道ミサイルと分析していた。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20170705-OYT1T50010.html?from=ytop_main1