寝たきりだった女性を放置して死なせたとして、群馬県警は6日、女性の妹の同県安中市高別当、無職佐藤恵美容疑者(31)と、その夫の正夫容疑者(30)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕し、発表した。
正夫容疑者は「やれることはやった」と容疑を否認し、恵美容疑者も容疑の一部を否認しているという。

県警によると、2人は2月6日ごろ、同居中だった萩原里美さん(当時50)が低栄養状態で衰弱していたのに、十分な食事を与えたり、医師の診察を受けさせたりせずに放置し、低体温症で死亡させた疑いがある。

県警によると、萩原さんは先天的な障害があり、事件当時は寝たきりの状態だった。正夫容疑者が異変に気づき、恵美容疑者が119番通報したという。

配信 2017年7月6日14時59分
朝日新聞デジタル
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