兵庫県・淡路島と関西空港を結ぶ定期航路が10年ぶりに復活する。

 国土交通省が7日、同県洲本市の船会社の航路開設申請を許可した。移動時間が陸路の半分に縮まり、増加する訪日外国人客の取り込みを図る。9日運航を開始する。

 運営するのは「淡路関空ライン」。洲本港と関西空港の間で高速船(217人乗り)を1日往復5便走らせる。航行時間は65分。高速バスで最速でも2時間かかる移動時間が大幅に短縮される。

 淡路島―関空間には同市の第3セクターが運営する定期航路があったが、利用客が伸び悩み、2007年に休止となった。しかし、近年は日本を訪れる外国人観光客が増加。関空の5月の国際線利用客も過去最高の163万人を記録した。

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