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2017/07/08(土) 06:47:31.09ID:CAP_USER9ユネスコの世界遺産委員会は、中東のヨルダン川西岸にあるヘブロン旧市街をパレスチナの世界遺産に登録することを決定しましたが、イスラエルはヘブロンの歴史的な価値がイスラム教の文脈でしか語られていないとして猛反発しています。
ポーランドで開かれているユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産委員会は7日、パレスチナからの申請に基づき、中東・ヨルダン川西岸のヘブロン旧市街をパレスチナの世界遺産として登録することを投票で決定しました。また、ヘブロン旧市街は緊急に保護が必要だとして、危機遺産としても登録されることになりました。
ヘブロン旧市街には、イスラム教では「イブラヒミ・モスク」、ユダヤ教では「マクペラの洞窟」と呼ばれる、双方にとって極めて重要な意味を持つ礼拝施設があります。
イスラエルは、今回の申請では、旧市街や礼拝施設がイスラム教の文脈でしか語られておらず、ユダヤ教との関わりが無視されているとして、登録の阻止を目指していました。
決定を受けて、イスラエルのベネット教育相は「ユネスコが政治的な攻撃のための道具であり続けるかぎり、ユネスコに協力することはできない」と述べるなど、イスラエル側からは猛反発の声が上がっています。
ヘブロン旧市街はパレスチナ人に混じって、数百人のユダヤ人入植者が住んでいることから、イスラエルは治安維持のためとして占領下に置いています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170708/k10011049461000.html